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東北中学校大会終了、男子団体は余目が初優勝、女子団体は石川義塾が2年超し連覇!

コロナ禍で、通常の大会にはなりませんでしたが、何とか開催できました。ありがとうございました。

講評を載せます。あくまで、個人的な主観に基づく内容もありますので、ご了承ください。公式なものではありません。ただ、記録等で間違いがあればご連絡ください。

 今年度もコロナ関係で開催が危ぶまれましたが、無事開催できました。しかし、例年とは違い、各県個人出場は4ペアのみ、団体戦も各県1位のフリー抽選で予選リーグ1位上がりで試合も3面同時進行と大きく影響を受けました。開催できたことは生徒にとって大きなことで感謝したいところですが、東北以外の各ブロックはほぼ通常の規模で開催していたことを思うと残念でした。

男子団体

Aブロック  青森1位の尾上が錦ヶ丘(宮城2位)八郎潟(秋田2位)を2-1でやぶり1位となりました。

Bブロック 岩手1位の水沢南と福島1位の高瀬が入り、高瀬が水沢南と鶴岡四(山形2位)を3-0でやぶり1位となりました。

Cブロック 秋田1位の大曲と宮城1位の成田、岩手2位の河南が入り、成田が2勝し1位となりました。

Dブロック 山形1位の余目に強豪福島2位の二本松一と青森2位の大平が入りました。初戦の余目対二本松一が大接戦となり、4-3、4-1、     
      3-4とわずかな差で余目が逃げ切りました。余目は大平も3-0でやぶり1位となりました。

準決勝 尾上対高瀬は第一試合の一番同士の試合を4-1でとった尾上が三番勝負も4-2でとり決勝へ。余目対成田は第一試合を3-4で
   成田、第二試合を4-3で余目がとり、三番勝負は4-2で余目がとり決勝へ。

決勝  余目が不動のオーダー312に対し尾上は123でした。第1試合は2-4で尾上、第2試合は4-2で余目、第3試合はゲーム
   カウント2-2の0-2と尾上がリードしましたが、ここから相手前衛のボレーを余目後衛がフォローし、流れが変わり、逆転で
   余目が4-2でとり初優勝を飾りました。
 
    余目は3番手が地区個人優勝の1,2年ペア、大将ペアは唯一の3年ペア、2番手が2年ペアであり、全試合312の不動の
   オーダー、3年ペアが全勝し支えました。2番、3番も大事な試合をしっかりとり3組そろっているのが強みでした。

   来年度に向けては、主力に1,2年生の団体が多くあります。優勝した余目、大曲、八郎潟、錦ヶ丘は来年も 楽しみです。個人では松田水木(尾上)、長根長根山(中野)、秋田及川(上野)、根津阿子島(白石)などこれからも切磋琢磨し、頑張ってもらいたいと思います。

女子団体

Aブロック 宮城1位の宮床が初戦秋田2位の土崎に2-1でやぶれ、土崎は第2対戦で青森2位の平賀西もやぶり1位を決めました。

Bブロック 福島1位の石川義塾と山形1位の余目、岩手2位の胆沢と実力校3校がそろった一番の激戦ブロックとなりました。試合は石
     川義塾と余目が胆沢をやぶり、対戦しました。石川義塾が312に余目が132と勝負は第3試合に持ち込まれました。過去の
     対戦でも五分五分の両校で、お互い2番手が強力なダブル後衛で予想通りの接戦となりました。試合はゲームカウント1-1の
     3-1リードした余目でしたが、このゲームを接戦でとった石川義塾が4-2でとり1位となりました。

Cブロック 青森1位の東北と秋田1位の大館一、強豪の福島2位の西郷一が入りました。東北は1番手を分けてのぞみましたが、西郷一
     と大館一に1-2でやぶれ、大館一が西郷一も2-1でとり1位となりました。

Dブロック 岩手1位の河南を山形2位の鶴岡三が2-1でやぶると、第2対戦の宮城2位の船岡と対戦し、第1試合をとった船岡は、第2試合も
     ゲームカウント3-2のポイントカウント3-2とマッチポイントを握りましたが、それをしのいだ鶴岡三が第3試合もとり、見事1
     位となりました。

準決勝 石川義塾対土崎は第3試合を石川義塾が4-0でとり決勝に進みました。大館一対鶴岡三はお互いに132となり、大館一が第1試
    合を4-2でとると、第2試合をゲームカウント1-3から粘りファイナルに持ち込み、最後は前衛の連続ネットプレーで勝ち決
    勝に進みました。

決勝  お互いに1番手がとり、第3試合は石川義塾が4-0と圧倒し、2年越しの2連覇を果たしました。

個人戦は、24ペアのトーナメントとなりました。各県1は2回戦からとなり、2回戦も各県の2位、3位で大変厳しい組み合わせとなりました。男女共各県1位のシードを3つ落としました。

左上 伊関佐川(成田、宮城1位)が袴塚橋本(白河中央)を準々決勝ファイナルで下し準決勝へ。 
左下 長根鈴木(中野、岩手1位)が準々決勝で齋藤水木(尾上、青森3位)と対戦し4-1で下し準決勝へ。齋藤 
   水木は2回戦で畠山畠山(二ツ井、秋田1位)を4-2でやぶっています。
右上 相山相山(西郷一、福島1位)が2回戦で白井冨主(仙台中田、宮城2位)に2-4でやぶれ、準々決勝は日
   下部阿部(山辺、山形1位)は白井冨主を4-1でやぶり準決勝へ。
右下 2回戦で松田長利(尾上、青森1位)をやぶった力丸富塚(高瀬、福島3位)が準々決勝も長根長根山(中
   野、岩手2位)を4-0でやぶり準決勝へ。

準決勝 長根鈴木と日下部阿部がともに4-1でやぶり決勝へ。
決勝  岩手県1位の長根鈴木(中野)と山形県1位の日下部阿部(山辺)の対戦となり、ゲームカウント3-0か
   ら3-2まで追い上げられたものの、要所を締めた長根鈴木が中野として2年越しの連覇達成しました。代表
   決定では、齋藤水木と白井冨主が勝ちました。

 全国大会出場は、岩手、山形、宮城の1位と宮城2位、福島3位(学校二番手)、青森3位(学校二番手)です。学校番手は名簿より。

 女子 
左上 山内佐藤(大館一、秋田1位)と根本八重樫(石川義塾、福島2位)は4-1で根本八重樫が圧勝し、準決勝
   へ。
左下 天間新山(東北、青森1位)を2回戦でやぶった藤井佐藤(中村一、福島3位)と森高橋(余目、山形1位)
   が準々決勝で対戦し、ダブル後衛の森高橋がミスなく攻め4-0で準決勝へ。

右上 橋場真下(中野、岩手1位)と宮本久保田(石川義塾、福島1位)を2回戦でやぶった船木大越(土崎、秋田
  2位)の準々決勝はファイナルの大接戦となり、最後まで攻めた橋場真下が準決勝へ。

右下 村上村上(船岡、宮城1位)を2回戦でやぶった高橋佐藤(大曲、秋田3位)が準々決勝も千葉中嶋(東北、
   青森2位)をやぶり準決勝へ。

準決勝 森高橋(余目)と根本八重樫(石川義塾)の団体戦の再現となり、個人戦は森高橋が1時間近くの試合でフ
   ァイナル勝ちをし、団体の雪辱を果たしました。2ペアとも余目、石川義塾の2番手であり団体の強さを証明
   しました。橋場真下と高橋陽菜のお互いに2年生ペア同士の試合は4-0で高橋佐藤が勝ちました。決勝は森
   高橋(余目)と高橋佐藤(大曲)が対戦し、ファイナルの接戦を高橋佐藤が取り秋田県勢三度目の東北優勝と
   なりました。

代表決定は、藤井佐藤が山内佐藤に4-1、千葉中嶋が船木大越に4-0と勝ち全国大会出場を決めました。

 全国大会出場は、山形1位(学校二番手)と岩手1位、福島2位(学校二番手)、青森2位(学校二番手)、秋田と福島の3位が出場します。女子は県の1位が2ペアのみ、また学校の二番手が3ペアとなるように、大混戦でした。
 今の3年生は東北レベルの大きな大会はなかったわけですが、1、2年生の頃より活躍した選手が敗退するケースが多くありました。やはり、コロナの関係で対外試合等できなかったことや上手くても中学校で勝つことの難しさなどいろいろあった思います。ぜひ、高校で活躍できるように、これからも頑張ってもらいたいと思います。
 また、1,2年生が多く出場しています。団体では優勝した石川義塾や2位の大館一、三位の鶴岡第三、平賀西、胆沢、宮床、西郷一と半数以上占めるようです。個人でも優勝した高橋佐藤(大曲)、3位の橋場真下(中野)、山内佐藤(大館一)、天間新山(東北)、鈴木山田(宮内)、中嶋杉渕(森吉)、佐藤佐藤(鶴岡三)、今井三浦(鶴岡三)、宮本八重樫(石川義塾)など目白押しです。来年度の東北大会まで切磋琢磨を続けて、東北のレベルアップにつなげてもらいたいと思います。

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